- おおばん
- I
おおばん【大判】(1)紙・本などの, 普通より型の大きいもの。
「~の画用紙」
(2)安土桃山・江戸時代を通じて流通した楕円形の大形金貨。 天正大判・慶長大判・元禄大判・享保大判・天保大判などがある。 拾両と墨書されていたが, 小判の一〇倍で通用したわけではなく, 時代により価値は変動し, 主として儀礼・贈答などに用いられた。 大判金。⇔ 小判IIおおばん【大番】(1)「大番役」の略。(2)「大番組」の略。IIIおおばん【大鷭】ツル目クイナ科の水鳥。 全長40センチメートル内外。 全身黒色で, 額からくちばしにかけて純白。 広い開けた沼沢地を好み, 巧みに泳ぐ。 ユーラシア中部・オーストラリアに分布。 日本では本州中部以北で繁殖し, 冬は関東以南, 沖縄などで越冬する。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.